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TOP > 児島湾土地改良区について

理事長挨拶

児島湾締切堤防は、岡山県南部に位置する児島湾干拓地の農業用水確保と排水機能確保および塩害防止を目的に、昭和37年に国によって造成されました。児島湾土地改良区はこの締切堤防の建設推進母体として、又、建設完了後はその維持管理団体として「土地改良法」により岡山県知事の認可のもと設立され、運営されている公益農業組合であります。
児島湾締切堤防による受益地は、現在の岡山市・倉敷市・玉野市の3市に跨がっており、その面積は約4,300ヘクタールにのぼります。
当土地改良区はこの岡山県下最大の農業生産地域において、優良農地としての基盤整備も含め、積極的に地域農業の発展に尽力しているところでございます。
この度、当土地改良区の事業内容をより多くの皆さまにご理解いただくため、「児島湾土地改良区ホームページ」を開設いたしました。
今後、組合員の皆さまにご活用いただき、非組合員の皆さまにもアピールできますように、各種行事などの最新情報を発信していく予定です。
多くの方々にこのホームページをご利用いただければ幸いです。
詳しくは各項目にて記載しておりますので、ご覧下さい。

令和6年 1月理事長宮武 博

児島湾土地改良区とは

児島湾土地改良区は、土地改良法に基づいて農家で構成された組織団体で、昭和27年に岡山県知事の認可により設立された公法人です。児島湾沿岸干拓地の農業用水・排水機能の確保および塩害防止を目的として造成された児島湾締切堤防の樋門・閘門操作や堤体管理をはじめ、地域における農業用用排水施設の新設や、ポンプ場の維持管理などを行っています。

児島湾土地改良区の概要について

設立年月日昭和27年5月17日 岡山第37号
受益区域岡山市、玉野市、倉敷市
受益面積4,358.6ha
(令和5年3月31日調製)
組合員数3,795名
(令和5年3月31日調製)
総代定数80名
(欠員2名により令和5年3月31日現在は78名)
役 員 数理事11名、監事3名
事 務 局5課制 33名
(令和6年4月1日現在)

組織(令和6年4月1日現在)

管内の関係事業

国営事業

  1. ①児島湾干拓事業(七区)
    工  期 昭和19年度~昭和38年度
    事業費 19.8億円
  2. ②児島湾沿岸農業水利事業(児島湾締切堤防建設)
    工  期 昭和25年度~昭和37年度
    事業費 22.3億円
  3. ③岡山海岸保全事業(児島湾締切堤防改修)
    工  期 昭和55年度~平成13年度
    事業費 200億円
  4. ④児島湾周辺農業水利事業(機場改修、パイプライン建設、用排水路改修)
    工  期 昭和61年度~平成15年度
    事業費 370億円
  5. ⑤児島湖沿岸農地防災事業(児島湖浚渫)
    工  期 平成 4年度~平成18年度
    事業費 328億円
  6. ➅児島湾沿岸農地防災事業(児島湾締切堤防耐震化)
    工  期 平成31(令和元)年度~令和12年度(予定)
    事業費 260億円

県営事業(令和4年度までの実績)

  1. ①広域営農団地農道整備事業 1地区
  2. ②農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業 4地区
  3. ③県営かんがい排水事業 16地区
  4. ④湛水防除事業 4地区
  5. ⑤湖岸堤防事業 1地区
  6. ⑥海岸保全施設整備事業 4地区
  7. ⑦水質障害対策事業 1地区
  8. ⑧担い手育成基盤整備関連流動化促進事業 1地区

土地改良区営事業

  1. ①団体営・基盤整備事業   6地区(令和4年度実績)
  2. ②小規模・非補助事業  23地区(令和4年度実績)

操作作業受託

  1. ①児島湾締切堤防樋門閘門操作等作業委託 3.7億円(令和4年度実績)
  2. ②基幹水利施設管理事業 藤田・大曲用排水機場操作作業委託 1.2億円(令和4年度実績)

改良区の受賞

全国土地改良連合会

銅賞:昭和46年5月17日
銀賞:昭和50年5月27日
金賞:昭和55年3月19日

農林水産大臣賞

昭和63年3月24日

水土里ネットとは

水土里とは、土地改良区、地方連合会と全国連合会の愛称・ニックネームで、平成14年度、全国の関係者から応募提案と投票によって決定されたものです。
その意味は、以下のとおりです。

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土地改良区が管理している農地に供給されている農業用水を意味していますが、農業用水の有する地域用水機能も内包しており、水を通じ、農村地域内のネットワークが形成されています。

・・・・・

農業用水により潤い農作物を生産する豊かな水田や畑などの農地を意味しています。また、農業用水と農地のネットワークにより貴重な生態系が保全されます。

・・・・・

農村や農村環境を意味しています。農村は日本の原風景であり、そこには人の手が加えられていることにより維持管理されてきた二次的自然環境があり、人々の生活空間となっています。農業用水と農地のネットワークは、農村で生活する人々の自然環境でもあります。また、都市住民にとっては癒やしの空間となります。

水土里

豊かな自然環境、美しい景観を意味し、おいしい水、きれいな空気など清廉なイメージを表現しています。

水土里ネット

以下のような意味合いを包含しており、将来に向けた土地改良区の役割と姿を表現しています。

地球10周分の水路ネットワーク

全国におよそ4,300の土地改良区があり、40万㎞に及ぶ水路等のネットワークによって農村の健全な水循環を形成し、農地を潤すことにより安全で安心な「食」と「農」の基盤づくりを担うとともに、これが国民共有の財産である美しい農村の基礎ともなっているとの役割を地域及び国民にアピールしています。

農家、地域住民等のネットワーク

人、物、情報のつながりにより、農家のみならず、地域住民や都市住民と連携(ネットワーク)して、「水」、「土」、「里」を創造し、都市と農村の共生対流を促進しています。

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